長野県の食品業界ランキング!1位はホクト

掲載日2022.3.25

長野県はきのこや味噌、寒天など長野ならではの食品が多くあります。長野では精密機械や電子部品産業などの製造業で有名な企業も多数ありますが、食品業界でも多くの有名な優良企業が多数あります。

新型コロナウィルス感染症拡大の中でも、食品業界は堅調な推移をしており、成長している企業もあります。長期的な視点では人口減少により市場縮小は否めないですが、食は人が生きる上で必須な要素であり、需要が絶対になくならない手堅い業界であることは確かです。


株式会社ホクト(長野県長野市)

ホクトHPよりスクリーンショット引用

ホクト株式会社は、食品包装資材の製造・販売、および食用きのこを製造する企業。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード1379)。

創業者の水野正幸による設立当初は食品包装資材の販売を行っていたが、1968年(昭和43年)にはガラスに代わるポリプロピレン製のきのこ栽培容器を製造・販売したことにより、地震などでも割れないメリットが評価され、それ以降はきのこ栽培用資材のトップメーカーとなった。1983年(昭和58年)に「きのこ総合研究所」を設立した後には、きのこの新品種の開発から製造、販売までの事業を開始し、きのこ栽培の総合企業として知られる。

2002年より、商品のきのこをキャラクター化してイメージソング「きのこの唄」をテレビCMで放映することによって知名度が急上昇し、それに伴ってきのこ販売の売り上げを大きく上げている。

社名は北斗七星から来ており、その第7星「搖光」が古来時刻の基準とされたように、業界の指針を担うという自負を込めている。

https://www.hokto-kinoko.co.jp/


マルコメ株式会社(長野県長野市)

マルコメHPスクリーンショットより引用

マルコメ株式会社は、長野県長野市安茂里に本社を置く、味噌を中心とする日本の食品メーカーである。コーポレート・メッセージは「日本のあたたかさ、未来へ。」である。創業は安政元年(1854年)である。日本を代表する味噌メーカーの一社として知られる。従来、味噌や醤油は地域嗜好性が強い商品で、各地方の中小メーカーがひしめく中であったが、同社はいち早く「だし入り味噌・料亭の味」を発売(1982年)し、シェアを伸ばすと共に、今日まで発売され続けるロングセラー商品としている。この他にも「すぐできる おいしく仕上がる」シリーズ等を発売している。

https://www.marukome.co.jp/


丸善食品工業(長野県千曲市)

丸善食品工業HPスクリーンショットより引用

丸善食品工業株式会社は、飲料製品、レトルト食品、なめ茸、ケチャップなどの食品を製造販売する企業である。中でも野菜飲料、果実飲料などの飲料製品が、売上高の8割以上を占めている(2004年度)。

自社ブランド「テーブルランド(TABLE LAND)」を持つが、他社へのOEM商品も多く手掛ける。近年では日本コカ・コーラやJR東日本ウォータービジネス等との関係が特に深くなり、主要製品やミネラルウォーター製品の受託製造も多い。

同社のヒット商品には、1986年に「テーブルランド」ブランドで発売した「フルーツキャロット」がある。また、1993年に他社へのOEM供給を開始した「すりおろし」飲料は、日本食糧新聞社から食品ヒット大賞に選ばれた。関連会社として、信濃高原食品株式会社などがあります。

https://www.tableland.co.jp/


ハナマルキ株式会社(長野県伊那市)

ハナマルキHPスクリーンショットより引用

ハナマルキ株式会社は、長野県伊那市に本社を置く味噌製造メーカー。

マルコメと共に日本を代表する味噌製造業の一社。基幹商品は『風味一番』『おかあさん』。加工食品製造もバラエティーに富んでおり、製菓製パン向けにクレープの自社製造も行っており、常温タイプでは国内シェア1位となっている。

創業者の名をとった「花岡金春(かねはる)商店」は当初醤油も扱っていたが、味噌専門店へと移行。その際に社号を「丸キ味噌」に変えた。その後、1963年に名字から「花」の一文字を取って社名をハナマルキとした。

CMのサウンドロゴなどに使われているキャッチコピー「おみそなら、ハナマルキ」で広く知られている。2017年6月には「おみそなら、ハナマルキ」が音商標として認可登録(第5953610号)され、2018年3月には「塩こうじなら、ハナマルキ」も音商標として認可登録(第6029681号)された

https://www.hanamaruki.co.jp/


伊那食品工業株式会社(長野県伊那市)

伊那食品工業のHPよりスクリーンショット引用

伊那食品工業株式会社は、長野県伊那市にある寒天、ゲル化剤の製造業者。

寒天の加工にメスを入れ、食品はもとより化粧品、医薬品等用途を拡げた。一般市場ではかんてんぱぱブランドの商品を提供している。業務市場ではイナアガー(アガーは英語で寒天)ブランドの商品を提供。国内市場のシェアは約80%、世界では15%である。

2008年には創業以来48年間増収増益を達成し、プレジデント誌にて取り上げられる。毎年着実に成長する経営に関心を抱く経営者は多く、トヨタグループ、帝人を初めとして多くの企業が見学に訪れている。食料品の中堅企業でありながら、特許出願を積極的に行っている

https://www.kantenpp.co.jp/