東証スタンダード上場のキョウデンの社長に永沼浩常務が就任(長野県箕輪町)

掲載日2022.11.11

長野県箕輪町のキョウデンは、森清隆社長が11日付けで代表権のない取締役営業統括本部長となり、永沼弘常務が公認の社長に昇格しました。社長交代は4年7か月ぶりです。
前社長の森氏は豊富な営業経験を活かし、営業活動に専念します。

株式会社キョウデン

キョウデンは、長野県箕輪町に本社をもつ、電子機器の開発・製造・製品組み立てなどを行う会社です。

創業者は橋本浩氏。橋本氏は工業高校卒業後、父を失い、一家を支えるために「今日から電気屋」の略として、試作品用プリント基板を小ロット短期間で仕上げる事業を柱としたキョウデンを創業。

電子機器、工業用ロボットの設計や一般電化製品の販売を目的として1983年に設立しました。今では国内電子事業、海外電子事業、工業材料事業の3つを展開し、全国に製造拠点や設計開発拠点、営業拠点を持っています。

材料価格やエネルギーコストの向上が長引く中、主力製品の価格転嫁が営業課題となっています。

画像:会社HPより引用

https://www.kyoden.co.jp

永沼弘

伊那市出身。高遠高校卒。1987年キョウデン入社。取締役製造本部長、タイ子会社社長などを経て2021年から常務を務めていました。

橋本浩

橋本氏は主力のプリント基板製造の傍ら、企業再生事業に乗り出し、パソコンメーカーのソーテックや、九九プラスの第三者割当増資を引き受けたり、大手スーパーの長崎屋の事業再生も手がけたりして話題になった。また、石川県のテーマパーク「加賀百万石時代村」の跡地を買収し、「日本元気劇場」として再生させた実績もある。