木曽郡王滝村に拠点を置くスキー場運営会社、王滝ツーリズムは、地裁松本支部から破産手続き開始の決定を受けました。この決定は、2022年2月2日に下されました。王滝ツーリズムは帝国データバンクの松本支店によれば、約1億1800万円の負債を抱えています。
王滝ツーリズムは、2018年9月に設立され、王滝村から指定管理者として選ばれ、スキー場「おんたけ2240」(当時の名称)の運営を2018年10月から開始しました。2019年8月までの期間において、売上高は約1億3千万円に達しました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、スキー場の営業を早期に終了せざるを得ない状況となり、業績は悪化しました。さらに、2021年9月にアンカー(東京)から指定管理が取り消されたことにより、王滝ツーリズムの事業は実質的に停止し、将来の見通しは不透明な状況となりました。