MUTOHホールディングス(HD・東京)は、大判インクジェットプリンターの製造などを行うグループの中核企業である武藤工業(東京)と、紫外線LED関連装置の開発などを行うアンプスピード(諏訪市)の2つの完全子会社を合併すると発表しました。合併は2023年4月1日に予定されています。この合併により、MUTOHは保有する紫外線LED技術を活かし、紫外線硬化インクを使用したプリンターの開発と製造を強化する予定です。
24日、武藤工業とアンプスピードはそれぞれ取締役会を開催し、合併計画を承認し、合併契約を締結しました。合併は武藤工業を存続会社とし、アンプスピードは解散します。アンプスピードの従業員は10人未満で、合併後も雇用を維持する方針です。
アンプスピードは2010年に設立され、紫外線LEDの照射器や電源装置の開発と製造を行っています。MUTOH HDは昨年4月にアンプスピードを完全子会社化しており、取得金額は非公開です。
MUTOH HDは「アンプスピードの光源技術を統合し、生産効率を向上させていきます」と経営管理部は述べました。
アンプスピード株式会社
会社名 | アンプスピード株式会社 |
代表者 | 代表取締役 武藤一博 |
創業年 | 2010年 |
資本金 | 550万円 |
所在地 | 〒392-0015 長野県諏訪市大字中洲2990番地8 |
電話番号 | 0266-75-5601 |