多摩川精機、新たなリーダーシップ体制への移行を発表
飯田市に本社を構える多摩川精機は、この度、松尾忠則氏(66歳)を新社長に、萩本康夫氏(63歳)を新会長にそれぞれ昇格させる人事変更を発表しました。この変更は11日付で行われ、社長職の交代は9年ぶり、会長職の交代は25年ぶりの出来事となります。名誉会長には萩本博幸氏(93歳)が就任しました。この人事は、同社が新たな世代への交代を図る大きな一歩として位置づけられています。
多摩川精機の新方針と技術の未来
多摩川精機は、防衛・航空・宇宙、車載・鉄道、ロボット・自動化の3つの主要事業分野において、角度センサーやモーター技術の開発に引き続き注力していく方針です。新しいリーダーシップのもとで、これらの技術分野でのさらなる革新と成長が期待されます。
新社長・松尾忠則氏と新会長・萩本康夫氏
松尾忠則新社長は、角度センサーの設計や開発、品質保証の分野で貢献してきた実績を持ち、萩本康夫新会長は、営業部門を統括し、同社の成長を支えてきました。
多摩川精機の起源と発展
多摩川精機の創業は1938年、東京・蒲田に博市氏によって設立されました。その後、飯田工場の開設や本社の飯田への移転を経て、現在に至ります。
松尾忠則氏について
松尾忠則氏は名古屋工業大学卒業後、1984年に多摩川精機に入社。多摩川精密電機(蘇州)有限公司総経理や多摩川精機常務を務め、2022年から専務として同社を支えてきました。
多摩川精機
創立 | 1938年3月(昭和13年) |
資本金 | 1億円 |
役員 | 取締役名誉会長 萩本 博幸(工学博士) 代表取締役会長 萩本 康夫 代表取締役社長 松尾 忠則 |
本社 | 長野県飯田市大休1879番地 |
公式HP | https://www.tamagawa-seiki.co.jp/?_gl=11b9ohkb_upMQ.._gaMzUxMTIxODYuMTY5OTQyMjQ4Mw.._ga_T4VKX05125*MTY5OTQyMjQ4Mi4xLjEuMTY5OTQyMzEzNC4wLjAuMA.. |
公式サイトから引用、スクショ