ヤマウラ(駒ケ根市)は、2024年3月期の連結業績予想を上方修正しました。この予測の背後には、首都圏を中心とした子会社の分譲マンション販売が好調で、売上高が前回の予想を44億円上回り、360億円に達する見通しです。これは前期比14.7%増加したもので、経常利益も前回予想を11億7千万円上回り、41億3千万円(前期比2.1倍)に達する見込みです。同様に、純利益も前回予想を7億6千万円上回り、27億円(前期比3.6倍)に達する見込みです。
さらに、2023年9月中間期の連結決算も公表されました。売上高は前年同期比で65.2%増加し、207億4千万円に達しました。経常利益は前年の3.7倍にあたる27億2600万円、純利益も前年の5.5倍にあたる18億9900万円となりました。
事業別に見ると、建設事業は食品工場や物流倉庫などの大型プロジェクトが増加し、エンジニアリング事業はダム関連の設備や高速道路、橋の建設に関連する合成床板の需要が増加しました。高騰する原材料価格への対応策として、調達方法の改善や工法の工夫を積極的に推進し、利益率の低下を抑制する取り組みを行っています。
株式会社ヤマウラ
創業 | 大正9年1月 |
設立 | 昭和35年8月 |
代表者 | 代表取締役社長 山浦正貴 |
所在地 | 【本社・建設事業】 〒399-4195 長野県駒ヶ根市北町22番1号 TEL.0265-81-6010(代) / FAX.0265-82-3966 |
公式HP | https://yamaura.co.jp/ |