長野市に本拠を置くタカチホは、2023年9月の中間期に関する連結決算を発表しました。この期間の売上高は、前年同期比で14.1%増加し、総額は43億9600万円に達しました。この増加は、新型コロナウイルスの影響が和らぎ、観光やレジャー産業が復活したことが大きな要因です。特に、同社の主力事業である土産卸売りが好調で、業績を牽引しました。
経常利益は52.2%増の3億4800万円、純利益は10.0%増の2億8400万円と、いずれも前年を上回る結果となりました。
事業別の売上高を見ると、土産卸売りは27.7%増の33億7200万円を記録。一方、前年に善光寺御開帳があった反動で、土産小売りは8.9%減の4億5800万円にとどまりました。温浴施設は、資源価格の高騰を受けた価格改定により、11.5%増の1億3700万円。アウトドア関連は、市場の飽和が影響し27.0%減の2億4000万円となりました。
2024年3月期の連結業績予想については、売上高76億円、経常利益3億3000万円、純利益2億3000万円と、これまでの予想を維持しています。
株式会社タカチホ
会社名 | 株式会社タカチホ |
代表取締役社長 | 久保田 一臣 |
設立年月日 | 昭和24年2月28日 |
公式HP | https://kk-takachiho.jp/ |