長野計器(上田市)が2023年9月中間期の連結決算を発表しました。電子部品の調達難が改善し、人員増と生産能力向上により、売上高は前年同期比15.5%増の343億6700万円に達し、経常利益は95.5%増の40億3800万円、純利益は2.1倍の26億2800万円に達し、歴史的な水準を達成しました。主力の圧力計と圧力センサーは、半導体製造設備向けの販売が拡大し、産業機械および工場設備向けの需要も増加しました。円安は販売にプラスの影響を与え、価格転嫁も利益向上に寄与しました。また、欧州での製造拠点集約プランに伴い、スイスからドイツへの温度計と温度センサーの拠点移転作業が進行中で、この移転に関連する特別損失として2億7千万円を計上しました。半導体関連の需要が在庫の調整段階にあることから、2024年3月期の連結業績予想に変更はありませんでした。
長野計器 株式会社
代表者 | 代表取締役社長 佐藤 正継 |
商号 | 長野計器 株式会社 NAGANO KEIKI CO., LTD. |
創業 | 明治29年(1896)5月1日 |
設立 | 昭和23年(1948)12月21日 |
本社 | 〒143-8544 東京都大田区東馬込一丁目30番4号 TEL 03(3776)5311 / FAX 03(3776)5320 |
公式HP | https://www.naganokeiki.co.jp/ |