長野市に本拠を置く長野県酒類販売は6日、本社で開催された株主総会の後に行われた取締役会で、大きな人事変更を発表しまし
た。この変更により、松下雄一社長(65)が会長に就任し、丸山勝専務(67)が新たな社長に昇格します。社長の交代は9年ぶりで、新体制では松下氏と丸山氏の「2トップ体制」により経営を強化する方針です。
新型コロナウイルスの影響からの酒類需要の回復に伴い、同社の2022年4月から2023年3月の第58期決算は好調を記録。売上高は前期比8.8%増の307億4200万円を達成し、物流体制の合理化などの効果もあって経常利益は28.9%増の3億2100万円となりました。また、この人事変更では、小林君人氏が新たに監査役に就任しました。
主要な決算指標は以下の通りです(かっこの中は前期の数値)。
純利益:2億6500万円(前期:1億9800万円)
配当:1株につき1000円(同額)で総額3800万円
長野県酒類販売株式会社
社名 | 長野県酒類販売株式会社 |
設立 | 昭和40年7月 |
代表者 | 代表取締役会長 松下 雄一 代表取締役社長 丸山 勝 |
公式HP | https://www.nagano-sake.com/ |