北佐久郡御代田町長選挙が19日に実施され、現職の小園拓志氏(45歳)が、新人であり前町議の市村千恵子氏(65歳)を1476票差で下し、見事再選を果たしました。小園氏はふるさと納税の寄付金増加など前期の実績を前面に出し、財政基盤の強化を訴えました。対する市村氏は、物価高騰下での生活支援策を中心に掲げましたが、結果的に小園氏の勝利となりました。
小園氏の選挙戦は、町内全域に展開した後援会支部を通じて、自民党や公明党の支持層及び無党派層からの幅広い支持を集める戦略で進められました。市村氏は、町議としての25年間の経験と知名度を活かし、町政の変革を訴えましたが、小園氏の前に敗れました。
投票率は57.61%と、2019年の前回選挙より4.19ポイント下落し、過去最低を記録しました。御代田町では、小園氏の下での更なる町政の発展が期待されています。