日本スキー場開発（北安曇郡白馬村）が、2024年7月期の業績予想を上方修正しました。予想によると、売上高は前期比13.1％増の78億円に達し、経常利益と純利益もそれぞれ39.2％増の15億円、16.3％増の11億円と見込まれています。この業績向上は、冬季の来場者数増加、リフト券の値上げ、飲食メニューの高付加価値化による客単価上昇に負うところが大きいです。

新型コロナウイルスの水際対策解除後、外国人客数は2023年1月末時点で144,000人に達し、感染拡大前の2018～2019年同期比で15％増加しました。また、国内客に対する小学生や未就学児向けのシーズンリフト券無料化などの施策が功を奏し、直営スキー場7か所の総来場者数は同期比9.0％増の722,000人となりました。

2024年1月中間期の連結決算も好調で、売上高は前年同期比19.5％増の39億1,700万円、経常利益は61.1％増の7億100万円、純利益は23.9％増の4億8,700万円を記録しています。長野県白馬村のウィンタースポーツ業界は、国内外からの来場者増により、明るい未来が期待されています。

日本スキー場開発株式会社