長野市の飲食店経営業者「アライド」が破産手続き開始

掲載日2024.8.8

2024年7月26日、長野市の飲食店経営業者「アライド」が長野地裁から破産手続きの開始決定を受けました。帝国データバンク長野支店によると、負債額は約6000万円にのぼる見込みです。

アライドは2012年に設立され、飲食業のフランチャイズ店を長野市内で経営していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により業績が伸び悩みました。そのため、別のフランチャイズチェーンに加盟し、2023年には上田市で生わらび餅店を出店しましたが、債務が増加し、経営は軌道に乗らず資金繰りに行き詰まりました。

2024年には生わらび餅店を閉店し負担軽減を図りましたが、先行きの見通しが立たないため4月に事業を停止しました。なお、長野市の飲食店は別会社が運営しています。

倒産破産