八十二銀行-急騰 2000万株・100億円を上限に自社株買い 割合は4.08%

掲載日2023.5.4

八十二銀行が市場で注目を集めています。2022年4月28日、八十二銀行は、2000万株、上限金額100億円の自己株取得を決定しました。この取得は、2022年5月2日から2023年3月31日までの期間に実施され、最大取得株数を達成した場合、発行済み株式総数の4.08%を占めることとなります。さらに、同行は5月20日に、これら2000万株の自己株式の消却を実施する予定で、消却前の発行済み株式総数に対して、その割合は3.91%となります。この動きは、株主価値の向上を意識した経営方針の一環と捉えられ、投資家からの関心が高まっています。

八十二銀行

株式会社八十二銀行は、長野県長野市を拠点とする地方銀行で、長野県内や関東、新潟、東海、関西、香港に支店がある。さらに、上海、シンガポール、バンコクに駐在員事務所を構えている。財務状態が良好で、有力な地方銀行として認知されている。多くの地域が同行を指定金融機関としており、信用格付けも高い。2022年、長野銀行との経営統合を発表。2023年に経営統合し、2025年を目処に完全合併を予定しており、新名称が検討されている。