佐久市を拠点とするエフビー介護サービスは、29日に行われた取締役会で重要な人事変更を発表しました。創業者であり、昨年9月に社長を退任した柳沢秀樹氏(73歳)が、代表取締役として経営陣に返り咲くことが決定。これにより、彼の長女で現社長の美穂氏(49歳)との2人体制の代表権を持つ取締役として、会社を率いることとなります。
柳沢秀樹氏は、エフビー介護サービスの成長を支え、東証スタンダード市場への上場を実現させた実績を持つキーパーソン。社長退任後は代表権を放棄していましたが、最近の株価の低下や、ますます厳しさを増す介護業界の競争を背景に、経営の更なる強化が求められる中、その実績を信じて彼の経営能力を再び活用する方針を採ったようです。
多くのステークホルダーは、2人体制となった新たな経営体制を通じて、エフビー介護サービスの更なる発展と業界での競争力の向上を期待しています。