【社長人事】日本銀行松本支店(長野県松本市)

掲載日2022.7.17

日本銀行は7月13日、松本支店長に国際局総務課長の山本格氏を充てる人事を発表しました。前任の支店長である大川真一郎氏は国際局参事役としました。

日本銀行HPよりスクショ引用

日本銀行松本支店

松本支店は1914年(大正3年)7月1日、日本銀行10番目の支店として松本市本町3丁目(現在の松本郵便局の場所)に開設されました。 その後、1945年(昭和20年)7月には県北部の金融機関に対する現金手当の利便性向上(松本市まで足を運ぶ不便の解消)などを目的に長野市内の八十二銀行本店内に長野駐在員事務所(翌年に長野事務所と改称)を設置しました。 また、当初の松本支店は木造モルタルづくりで、老朽化が進んだことから、1958年(昭和33年)に丸の内3丁目に移転新築し、現在に至っています。

支店設置場所の選定に当っては長野市も候補に挙がりましたが、以下の2点の理由から松本市に決定した経緯があります。

①製糸業の集積地であったこと
②支店開設当初は、長野県だけでなく山梨県も管轄していたこと

因みに、日本銀行には32の支店がありますが、その中で道府県庁所在地以外にある支店は、松本支店のほか 釧路支店(北海道)、函館支店(同)、下関支店(山口県)、北九州支店(福岡県)があります。

山本 格氏(やまもと・いたる)

1972年東京都出身。一橋大経済学部卒業。1997年日本銀行入行。2018年に国際通貨基金(IMF)への出向を経て、2021年7月から国際局総務課長。