信州松代ロイヤルホテルを運営している大和ハウス工業子会社「大和リゾート」全株式を国内企業に売却

掲載日2022.12.8

大和ハウス工業子会社の「大和リゾート」全株式が、2023年4月付で不動産投資信託の運用企業に売却されると発表されました。長野県内では、ロイヤルホテル長野(長野市松代町)が「大和リゾート」に保有されています。現時点でホテルの閉鎖や従業員削減の予定はないとのことです。


大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業は戸建住宅を主な事業としつつ、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)、環境エネルギーなど幅広く活動する企業です。1955年設立で東京に本社を持ちます。アジア諸国やオーストラリア、アメリカでも新規事業を始めています。

https://www.daiwahouse.co.jp/index.html?page=from_header


大和リゾート株式会社

大和ハウス工業の子会社で、リゾートホテル保有運営を手がけています。1973年設立で、本社は東京にあります。この度の売却先は、不動産投資信託の「ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ」運用資産を保有する企業です。

https://www.daiwaresort.jp/gaiyo/

ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ

2004年に設立され、シンガポールを拠点とする不動産プライベート・エクイティ・ファンド、SCキャピタル・パートナーズがメインスポンサーとなっている、ホテル特化型J-REITの資産運用会社。一般的な賃貸不動産の投資・運用ノウハウに加え、ホテル運営に係わるホテル・アセット特有の投資・運用ノウハウの蓄積に強みを持っている。