【M&A】飲食チェーンの王滝、丸五山形食品を完全子会社化

掲載日2022.10.27

長野県松本市の飲食チェーン王滝は10月26日、丸五山形食品(東筑摩郡山形村)の全株式を取得し、完全子会社化しました。

丸五山形食品の社名は「王滝ベジフーズ」、本社所在地は松本市に変更となります。社長に王滝副社長の大目俊成、会長に丸五山形食品社長の塩原幸雄が就任。派遣・パートを含む従業員の雇用は維持されます。


株式会社王滝

画像:会社HPより引用

株式会社王滝は和食処「おおたき」や海鮮酒場「築地市場食堂」を経営する飲食チェーンです。コロナ渦ではテイクアウト・ECサイトの強化、ケータリング事業を拡大させるなど、時代に応じた事業展開をしています。今回の丸五山形食品子会社化も、弁当などを持ち帰る「中食」が広がる社会状況を鑑みたものです。丸五山形食品の食品加工業を活かすことでさらなる事業拡大が見込めると判断されています。

https://www.ohtaki-gp.jp/


株式会社丸五山形食品

画像:会社HPより引用

丸五山形食品は、東筑摩郡山形村にある食品加工・販売を手がける会社です。常に50品目以上の野菜の加工を行っており、地場特産品野菜加工も手がけてきました。王滝の子会社「王滝ベジフーズ」としては、食品加工業を軸としつつ、新たなビジネスも創ろうとしています。

http://marugo-y.jp/index.php?id=8