2022年度 :長野県機械製造業売上、過去最高の3.4兆円達成; セイコーエプソンが23年連続トップ

掲載日2023.9.6

2022年度の長野県機械系製造業の上位50社の売上高は、過去最高の3兆4259億4800万円を記録し、9.3%の成長を見せた。売上高トップはセイコーエプソンで、23年連続でその座を守っている。上位5社のランキングは前年度から変わらず、新たにランキングに入ったのは3社であった。全50社中、38社が増収を記録し、一方で9社が減収となった。


1位 セイコーエプソン株式会社

セイコーエプソン株式会社、略称「エプソン(EPSON)」、は長野県諏訪市に本社を構える電機メーカーで、インクジェットプリンター、プロジェクター、PC、スキャナー、電子デバイス部品、産業用ロボットなどの情報関連・精密機器の製造を手掛ける。セイコーグループ中核3社の1つとして、SEIKO腕時計やオリエントブランド時計の開発・生産も行う。


2位 ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ株式会社は、ベアリングとモーターの電気部品メーカーで、長野県の御代田町に本社がある。終戦後、旧・満州飛行機製造の技術者によって設立され、ミニチュアボールベアリングの分野で世界トップのシェアを持つ。略称はNMBで、タイ王国での生産が6割を占め、中国などにも拠点がある。


3位 新光電気工業株式会社

新光電気工業株式会社は、長野県長野市に本社を持ち、富士通の連結子会社として半導体用リードフレームやフリップチップパッケージの設計・製造・販売を行っている。また、大手マイクロプロセッサメーカーのインテルのサプライヤーとしても名高い。


4位 株式会社竹内製作所

株式会社竹内製作所は、長野県埴科郡坂城町に拠点を持つ建設機械メーカー。特にミニショベルとクローラーローダーが有名で、ヨーロッパと北米の市場で高いシェアを有する。この会社はJPX日経中小型株指数の構成銘柄にも選ばれており、ミニショベルの開発は世界初。海外展開では、展示会や見本市を活用して直接アピールし、現地ディストリビューターと提携してサポート。米国での高い品質認識は、同社が海外での圧倒的なシェアを獲得する鍵となった。


5位 ニデックインスツルメンツ株式会社

ニデックインスツルメンツ株式会社は、ニデックの子会社として、モーターやロボット、オルゴールなどの製造・販売を手掛ける日本の企業。特にオルゴールムーブメントの製造で世界シェア80%を持ち、現在も日本国内での生産を続けている。1957年から1981年にはSankyoブランドで8ミリフィルムカメラも製造。2003年に日本電産の傘下となり、2023年に現在の社名に変更した。


6位 ルビコン株式会社

ルビコン株式会社は、長野県伊那市に本社を持ち、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサなどのコンデンサやスイッチング電源ユニットの開発・製造・販売を行う電子部品メーカーである。国内外に多数の事業所とグループ会社を持ち、ルビコンエンジニアリング株式会社やルビコンインドネシア株式会社などの関連企業とともに、アメリカやドイツ、アジア諸国にも販売拠点を展開している。


7位 KOA株式会社

KOA株式会社は、長野県上伊那郡箕輪町を拠点とする電子部品メーカーで、主に抵抗器を扱っています。東京証券取引所プライム市場に上場し、地球環境との調和を企業理念とし、ステークホルダーに地球を含めています。


8位 シチズンマシナリー株式会社

シチズンマシナリー株式会社は、長野県北佐久郡に本社を構えるCNC旋盤のメーカー。2011年にシチズンマシナリー(初代)とミヤノが合併し、2015年に現商号へと変更。元々はシチズン時計の部門として1970年に“Cincom”を開発。一方、ミヤノはやすり製造から自動盤の製造にシフトし、高度経済成長期に急拡大した。


9位 シナノケンシ株式会社

シナノケンシ株式会社は、長野県上田市を拠点に電子機器・精密機器の製造を主事業としています。1980年代には店舗用BGM再生装置で高シェアを持っていたが、今日では精密モータ・アクチュエータの主要製造元として名高い。アメリカ、ヨーロッパ、中国、タイ、インド、メキシコにも関連子会社を持つ。


10位 株式会社ミマキエンジニアリング

株式会社ミマキエンジニアリングは、長野県東御市に本社を構え、産業用の大判インクジェットプリンターやカッティングプロッターなどのコンピュータ周辺機器を製造販売する企業です。1975年の設立当初は時計用水晶振動子の組立を手がけていたが、1981年の株式会社化後、大型プロッタの市場に参入。現在、サイングラフィックス、インダストリアルプロダクト、テキスタイル&アパレルの3部門での商品展開を行っている。


11位 多摩川精機株式会社

多摩川精機株式会社は、長野県飯田市を拠点に、航空・宇宙・防衛関連の精密機器、センサー、モーターの製造・開発を手掛ける企業です。戦前からの歴史を持ち、技術・開発に特化した社員が3割以上を占める技術者集団として知られている。


12位 株式会社IHIターボ

株式会社IHIターボは、石川島汎用機械株式会社の伝統を受け継ぎ、2007年7月にIHIの車両過給機製造会社として新たに設立された。市場の需要の拡大に伴い、設立後も持続的な成長と発展を遂げている。


13位 樫山工業株式会社

樫山工業株式会社は、長野県佐久市を拠点にスキー関連機器と真空機器の製造を手掛ける企業であり、スキー場“佐久スキーガーデンパラダ”の運営も行っている。また、国内のリフト事業で知られる高鷲スノーパークのクワッドリフトも同社の名で知られている。


14位 KYBーYS株式会社

KYB株式会社(通称・カヤバ株式会社)は、自動車部品や鉄道車両部品、航空機部品などの製造を手掛ける日本の企業です。2005年からは「KYB」ブランドを通称として使用し、2015年には商号をカヤバ工業株式会社からKYB株式会社に変更しました。2022年4月には再びカヤバ株式会社という通称を採用しました。


15位 FICT株式会社

FICT株式会社は、本社を長野市に構える企業で、電子関連機器の接続技術製品の開発、設計、製造、販売、保守を手掛けている。さらに、関連製品のコンサルテーションや電子機器の開発・評価、販売、及び倉庫業や倉庫管理も行っている。これらの業務に関連する全ての活動も対応している。


16位 日精樹脂工業株式会社

長野県埴科郡坂城町に本社を持つ日精樹脂工業株式会社は、プラスチックの射出成形機を主に製造・取り扱うメーカーである。1947年の創業以来、70年以上にわたり日本の射出成形業界を牽引する専業メーカー。特化した「プラスチック射出成形」分野での深い技術研究と革新的な成形機・技術の開発を続ける基本姿勢を持っている。


17位 株式会社キョウデン

株式会社キョウデンは、プリント基板の設計・製造を行う会社で、キョウデングループの中核企業として機能しています。現在、東京証券取引所スタンダード市場に上場。かつては、経営難に陥った企業の再生、特に「長崎屋」のような流通業界の企業の再生を主業務としていた時期もあった。


18位 オリオン機械株式会社

オリオン機械は、長野県須坂市に本社を置き、カーボンニュートラルを実現に向けた環境配慮型の製品開発を推進している。冷熱と真空技術を基盤に、イノベーションを追求し、酪農や産業機械事業を通じて、高品質で感動をもたらす製品を提供している。


19位 富士電機パワーセミコンダクタ株式会社

富士電機パワーセミコンダクタ株式会社は、長野県松本市に本社を置き、多岐にわたる分野のパワー半導体のパッケージ組立会社として活躍している。省エネ・省電力化の要請に応え、拡大しているパワー半導体の市場において、最先端の自動組立ラインと継続的な技術開発に注力。業界でのトップ品質を追求し、お客様からの信頼を獲得するための取り組みを強化している。さらに、海外の生産拠点としての役割を果たし、技術支援と人材育成にも注力し、地域内での生産と消費を推進している。


20位 日置電機株式会社

日置電機株式会社は、長野県上田市を拠点に電気計測器の開発、生産、販売を手掛けるメーカーである。1935年、東京都港区で日置美三によってメーターの制作が開始され、1937年に目黒区で日置電機計器製作所として設立された。第二次世界大戦中の1945年に長野県坂城町に疎開し、戦後もその地で事業を展開。1990年には現在の上田市に本社を移転した。