長野市に拠点を置く長野信用金庫は、2023年9月24日に2023年9月中間期の経営成績を発表しました。この報告では、主に若い世代や就職活動中の大学生に関心が高い財務健全性と成長が強調されています。
特に、本業の成果を示すコア業務純益は、有価証券利息配当金の増加により前年同期比2.9%増の19億3800万円を達成。投資信託を除いたコア業務純益も9.8%増の17億5000万円となりました。
経常利益は9.8%増の28億2000万円、純利益は32.5%増の20億3800万円という結果に。これらの数値は、長野信用金庫の順調な成長と安定性を示しています。
貸出金残高は、特に住宅ローンの増加により1.5%増の3642億円。預金残高も2.3%増の8920億2000万円に達しました。金融再生法に基づく不良債権残高は1.4%減の229億4200万円、不良債権比率は0.19ポイント低下して6.25%となり、リスク管理の強化が見て取れます。
また、円安や株高の進行による有価証券の含み益は13億8000万円増の203億1700万円。自己資本比率は0.21ポイント低下して25.29%で、引き続き財務的に健全です。
長野信用銀行
創業 | 大正12年7月 |
住所 | 本部:〒380-0901 長野県長野市居町133−1 |