王滝が草菴を完全子会社化、長野県企業の事業継承

掲載日2024.3.18
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松本市に本拠を置く飲食チェーンの王滝は、同市の和食料理店運営および仕出し事業を展開する草菴の全株式を取得し、これを完全子会社として迎え入れました。この動きは、後継者不足に直面していた草菴がメインバンクである長野銀行を通じて支援を求めた結果、王滝への繋がりが生まれたものです。

草菴の取得額は公開されていませんが、同社の座間昭光社長は今後、顧問として王滝に留まり、従業員11人の雇用も継続されることが確認されています。店舗名、メニュー、営業時間は大きな変更を加えずに現在のサービスを継続する方針です。

1996年に創業した草菴は、松本市中心部の中町通りで和食料理店を運営し、2024年1月期には売上高約1億円を見込んでいました。経営は順調ながらも、継承する後継者が不在だったという課題がありました。この買収により、草菴の伝統的な和食料理とサービスを長期的に維持し、さらなる成長を目指します。

株式会社 王滝

社名株式会社 王滝
所在地本社
〒399-0033 長野県松本市笹賀7600-51
TEL.0263-85-0080 FAX.0263-85-0084
創業昭和48年
代表者代表取締役社長 永瀬 完治
公式HPhttps://www.ohtaki-gp.jp/
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