上田市の有限会社太田鉄工所が準自己破産を申請

掲載日2024.6.20

上田市に拠点を置く板金加工業の有限会社太田鉄工所が、2024年7月14日付で地裁上田支部に準自己破産を申請しました。帝国データバンク長野支店によると、負債総額は約8900万円に上ります。

太田鉄工所の歴史と事業内容

1964年(昭和39年)7月に設立された太田鉄工所は、主に塗装工場向けの給排装置設備などの板金加工を行ってきました。2001年2月期には売上高約7300万円を計上し、業績も安定していました。

売上低迷と資金繰りの悪化

しかし、近年は受注が減少し、売上が低迷していました。2023年11月には大口顧客からの債権が回収不能となり、資金繰りが一層厳しくなりました。その結果、取締役が準自己破産を申請する事態に至りました。

まとめ

有限会社太田鉄工所の準自己破産申請は、地域の板金加工業界における一つの重要な出来事です。受注の減少や大口顧客からの債権回収不能などが原因となり、企業の資金繰りが悪化しました。今後の対応が注目されます。

倒産破産