【長野から全国へ】売上2,000億を誇る青果流通の巨人「R&Cホールディングス」の革新性と地域特性から紐解く強みとは?

掲載日2026.5.27

長野県の大学生による経営者インタビューメディア「GUGEN」がお届けする企業ニュース!

四方を山に囲まれた信州。その豊かな自然が育む農産物は全国ブランドとして名高い一方、その「流通」には独自の難しさがあります。今回は、そんな長野県の地域特性を最大の強みに変え、日本の食インフラを支える大注目企業「株式会社R&Cホールディングス」をご紹介します!

1. 信州の「物流の壁」を越える、青果流通のリーディンググループ誕生の背景

長野県は、四方を3,000メートル級の山々に囲まれた「日本の屋根」とも呼ばれる地形です。山々がもたらす清らかな水と、標高差による日照時間の長さ、昼夜の寒暖差は、レタスやセロリなどの高原野菜、リンゴやブドウなどの高品質な果物を育む最高の環境を提供しています。

しかし、この山がちで広大な土地は、同時に「輸送の難しさ」という地域特性(課題)も抱えています。産地から消費地へ、いかに新鮮な状態のままスピーディーに届けるか。この課題を解決すべく、2015年10月、長野県の青果流通を支えてきた2大巨頭、長野県連合青果株式会社株式会社長印が共同持株会社として設立したのが、この「株式会社R&Cホールディングス」です。

公共性の極めて高い事業を展開しながら、現在ではグループ売上高約2,000億円、従業員数約1,000名を数え、業界トップクラスの規模を誇る国内有数の青果物流通サービスグループへと飛躍を遂げています。

2. 長野の地域特性に最適化された「5分野・13社」の垂直統合ビジネスモデル

R&Cホールディングスの最大の強みは、青果物が畑から食卓に届くまでのプロセスを1グループで完結できる「垂直統合型」のネットワークにあります。同グループは、中核会社を中心に以下の5分野・13社で構成されています。

💡 R&Cグループを構成する5つの専門分野

  1. 青果物卸売業:産地と市場を繋ぐ中核事業
  2. 青果仲卸業:需要に応じたきめ細やかな仕分け・販売
  3. 青果物加工業:カット野菜など、現代の食ニーズに応える加工
  4. パッケージ:商品の鮮度を守り価値を高める包装資材の提供
  5. 運送業:コールドチェーン(低温輸送)を徹底した自社物流

長野県は南北に非常に長く、地域ごとに収穫される作物の時期や種類が異なります。R&Cグループはこの特性を捉え、「R&Cながの青果」が県内6拠点(長野、上田、松本、佐久、中野、須坂)に営業拠点を網羅。地域密着できめ細やかな集荷を行う体制を築いています。

さらに、山岳地形を越えて新鮮なまま都市部へ届けるため、「R&C物流」が県内3拠点(長野、上田、松本)に営業所を設置。自社グループ内で「集荷・加工・パッケージ・配送」をシームレスに行うことで、コストを抑えつつ、圧倒的な鮮度を維持したまま、東京や千葉、群馬などの大消費地へダイレクトに食材を届ける仕組みを可能にしています。

3. ローカルからナショナルへ広がるグループ企業一覧

R&Cホールディングスを支える、各地域・各分野のスペシャリスト集団をご紹介します。長野県内にとどまらず、日本の主要市場へ進出しているスケールの大きさが伺えます。

🏢 青果物卸売業(5社)

🤝 青果仲卸業(3社)

🥗 青果物加工業(2社)

📦 パッケージ(1社)

🚚 運送業(1社)

4. GUGEN視点!大学生から見たR&Cホールディングスの魅力

「卸売業」や「物流」と聞くと、普段の生活ではあまり意識しないBtoBの堅実な業界というイメージを持つかもしれません。しかしR&Cホールディングスは、長野の農業を守り、発展させるための「巨大な食のプロデューサー」です。のどかな農村風景が広がる長野から、これほどダイナミックに全国の食を動かす売上2,000億円規模のビジネスが展開されていることは、驚きではないでしょうか。

地域特性を深い洞察で強みに変え、社会に不可欠なインフラを構築している同社。経営や地域活性化、マーケティングを学ぶ大学生にとって、まさに信州が誇る「生きたビジネスの教科書」と言えるトップランナー企業です!

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