住友林業、笹沢建設の事業承継

掲載日2023.7.15

軽井沢町での別荘・建設事業拡大へ

住友林業株式会社、東京都千代田区を本社とし、社長光吉敏郎の下、7月1日に長野県北佐久郡軽井沢町に拠点を置く笹沢建設株式会社(以下、「笹沢建設」、社長:笹沢勝)の事業承継を正式に完了しました。新たな運営体制のもと、軽井沢町を中心に別荘事業や中大規模建築事業の拡張を進めていく計画です。

事業承継の背景と意義

笹沢建設は50年以上の歴史を持ち、軽井沢地域における別荘建設、一般住宅、分譲地開発、公共事業など多岐にわたる事業を展開。特に2017年度からは軽井沢町の持家着工数でトップシェアを維持しています。この事業承継は、住友林業グループの競争力強化の一環として、地域の実績や土地調達ネットワークの組み込みを目的としています。

https://www.sasazawa.jp/

住友林業の総合力:「木」を中心とした事業展開

住友林業グループは、森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅の請負、中大規模木造建築、不動産開発、そして木質バイオマス発電まで、幅広い「木」に関する事業をグローバルに行っています。長期ビジョン「Mission TREEING 2030」においては、住友林業が推進する「ウッドサイクル」を活用し、CO2吸収量の増加、木造建築の普及を通じて炭素の長期固定化を推進。さらに、ZEH、ZEB、LCCM住宅、ネットゼロカーボンビルの推進により、社会全体の脱炭素化への貢献を目指しています。

https://sfc.jp/