ソーデナガノとアルコニックス、米国カンザス州にリチウムイオン電池部品製造の合弁会社設立へ

掲載日2023.12.3
公式HPをスクショ

岡谷市を拠点とする精密プレス加工の専門企業、ソーデナガノと、その親会社であり金属輸入・販売を手掛ける東京に本社を構えるアルコニックス(東証プライム上場)は、来年1月に米国カンザス州にて、リチウムイオン電池の部品製造を行う合弁会社の設立計画を進めています。この動きは、電気自動車(EV)の市場拡大とその需要増加に伴うもので、特に技術や革新に関心の高い大学生や就職活動中の若者には興味深いトピックです。

合弁会社の仮称は「Soode Kansas Corporation」。ソーデナガノの社長である早出隆幸氏が会長に、アルコニックスの社員が社長に就任する計画です。資本金は10億円、ソーデナガノが90%、アルコニックスが10%の株式を保有します。ただし、アルコニックス側は新会社の具体的な事業内容についてはまだ公表していません。

ソーデナガノは1975年に設立され、EV向けリチウムイオン電池用の金属プレス部品を専門に製造。2022年11月にはアルコニックスの完全子会社となり、事業展開に力を入れています。この新たな合弁会社の設立は、米国市場での受注拡大と競争力強化を目指す戦略の一環です。

株式会社ソーデナガノ

名称株式会社ソーデナガノ
所在場所〒394-0084 長野県岡谷市長地片間町2-5-21
代表取締役早出 隆幸
創業1963年(昭和38年)