釜屋電機が双信電機を完全子会社化目指す ― 長野県のパワーエレクトロニクスと情報通信事業を強化

掲載日2024.3.30
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釜屋電機(神奈川県大和市)は、子会社の双信電機(佐久市)を完全子会社化するための株式公開買い付け(TOB)を発表しました。この手続きは、双信電機が市場から上場廃止となることを意味します。双信電機は、ノイズフィルターなどの製造で知られ、東証スタンダード市場に上場しています。釜屋電機はこれにより、グループ全体の販売チャンネルを利用した製品の拡販を目指します。

釜屋電機は既に、台湾の電子部品大手ウォルシンテクノロジーの孫会社であり、2020~21年にかけて行われた前回のTOBに続き、双信電機の株式約48.15%を保有しています。今回のTOBは、双信電機の株式を1株480円で買い付け、5月9日まで実施されます。この取り組みは、双信電機の自己株式を除く、目標とする株式数を達成することを目指しています。

双信電機は、このTOBに賛同し、株主に対して買い付けへの応募を推奨することを決議しました。これにより、釜屋電機は双信電機を通じて、パワーエレクトロニクスや情報通信分野でのサービス拡充と、長野県を含む地域社会への貢献を目指すことになります。

双信電機 株式会社

商号双信電機 株式会社
SOSHIN ELECTRIC CO., LTD.
本社所在地〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング 14F
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