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飯田市の治工具製造「泰聖精機」が事業停止、負債2800万円、自己破産申請へ

掲載日2026.1.31

長野県飯田市を拠点とする治工具製造の泰聖精機が、2026年1月27日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。

泰聖精機 事業停止の概要と負債

帝国データバンク飯田支店および代理人弁護士の情報によると、泰聖精機は事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しました。負債額は現在調査中ですが、約2800万円とみられています。

創業から売上減少の経緯

泰聖精機は1975年(昭和50年)に創業し、半世紀近くにわたり治工具製造を手がけてきました。主に機械部品メーカーを顧客とし、製造設備向けの精密な部品を供給していました。

しかし、同社は薄利な収益構造を抱えていた上に、国内製造業の海外シフトという構造的な荒波にもまれました。売上高は2008年1月期の約1億4400万円をピークに減少傾向にあり、2025年1月期には約6000万円まで落ち込んでいました。

再建断念と自己破産への道

2024年に現社長が就任し、経営改善の模索が始まりました。工場の売却などを通じて債務の返済を図り、事業の存続を目指しましたが、交渉は難航し工場の引き取り手は見つかりませんでした。

資金繰りの目途が立たない中、2025年12月に再建を断念し、今回の事業停止、そして自己破産申請への準備に至りました。

長野県飯田市という地域産業を支えてきた企業の廃業は、地域経済にとっても残念なニュースとなりました。今後の法的手続きの動向が注目されます。


企業概要(泰聖精機)

項目内容
企業名泰聖精機(たいせいせいき)
本社所在地長野県飯田市
創業1975年(昭和50年)
代表者現社長(2024年就任)
主要事業治工具製造(機械部品メーカー向け製造設備部品)
現状事業停止、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請準備中
負債総額約2800万円(調査中)
過去売上約1億4400万円(2008年1月期) → 約6000万円(2025年1月期)

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