高木観光サービス、破産手続き開始決定:新型コロナウイルスと代表の健康問題が影響

掲載日2024.5.3

2024年7月19日、諏訪市に拠点を置く旅行業者「高木観光サービス」は、長野地方裁判所諏訪支部から破産手続き開始決定を受けました。帝国データバンクや破産管財人の弁護士によると、負債総額は約3500万円に上ります。

高木観光サービスの歴史

高木観光サービスは1983年(昭和58年)に設立され、地元の企業や団体、個人向けに国内外の旅行商品を提供してきました。長年にわたり、諏訪市内で信頼と実績を積み重ね、多くの顧客に利用されてきました。

経営悪化の原因

経営悪化の主な原因は、新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の急激な減少です。さらに、代表の健康問題も重なり、事業の継続が困難となりました。その結果、2023年3月には事業を廃止し、今回の破産手続き開始に至ったのです。

今後の見通し

現在、破産手続きは進行中であり、今後は負債の整理や資産の処分が行われる予定です。関係者や顧客への影響も大きいため、今後の対応が注目されています。

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