中野市のキノコ栽培企業「ノースファーム」破産手続き開始:負債額3千万円、燃料・資材価格高騰が影響

掲載日2023.9.27

中野市を拠点とするキノコ栽培専門のノースファームは、長野地裁より破産手続きの開始決定を受けました。帝国データバンク長野支店及び破産管財人を務める弁護士の情報によれば、同社の負債額は約3千万円とされ、この情報は12日付で公表されました。債権の届出期限は10月12日まで設定されており、財産状況の報告集会は12月18日に開催予定です。

ノースファームは2018年に設立。シメジなどのキノコを主に栽培していましたが、燃料や資材の価格上昇の影響で利益が減少。その結果、債務超過の状態になり、今年の8月下旬に破産申請を行っていました。