機械部品製造の横川精工(辰野町)が破産手続き開始決定─負債は約8000万円

掲載日2023.10.20

 機械部品製造の横川精工(上伊那郡辰野町)は、地裁伊那支部から破産手続き開始決定を受けました。帝国データバンク松本支店および代理人弁護士の事務所によると、負債額は約8千万円で、この決定は2023年12月12日に下されました。

横川精工

 1970年に創業し、1984年に有限会社として設立されました。彼らは工作機械向けに部品加工などを行っており、1992年3月期には売上高約8500万円を達成しました。しかし、新型コロナウイルスの影響による受注の低迷や代表者の健康状態の悪化により、売り上げが減少し、債務超過に陥り、今後の展望が見えなくなり、事業継続を諦めざるを得なくなりました。