長野市に拠点を持つ建物解体専門の業者H.K(エイチケイ)は、経営の悪化に伴い、自己破産申請を検討中です。帝国データバンク長野支店の情報によれば、負債の事後処理は専門の弁護士に一任しており、2022年8月現在の負債額は約2億8千万円。さらに、この額は増加する恐れがあります。
H.K(エイチケイ)は2004年5月に創業し、2009年12月に法人としての地位を確立。一般住宅、工場、オフィスビルなどの解体工事を主業として展開し、さらに工事現場の仮設足場工事も手掛けていました。2020年10月期には、売上高約8億4,200万円を記録していました。
ところが、大きな案件の受注が減少し、2022年8月期(2021年に決算期が変わりました)の売上は約4億800万円へと大きく落ち込みました。解体業務の外注費増加により、該当期間の純利益は赤字に転落。資金繰りが困難となり、今月15日に事業を一時停止しています。
破綻企業名 | (株)H.K |
本社地 | 長野市中越1-5-8 |
代表 | 平林幸司 |
創業 | 2004年 |
設立 | 2009年12月. |
資本金 | 1000万円 |
業種 | 解体工事,仮設工事 |
売上高 | 2020年10月期、約9億円 2022年8月期、約4億円 |