【倒産破産情報】松本市の弁当小売りKーグロース、破産手続き開始へ

掲載日2023.12.30

松本市に拠点を置く弁当小売業のKーグロースが、地方裁判所松本支部から破産手続きの開始決定を受けました。この決定は15日付けで、帝国データバンク松本支店と破産管財人の弁護士によれば、同社の負債総額は約6000万円に上ります。

Kーグロースの歴史と事業の挑戦

Kーグロースは2007年12月に創業し、大手フランチャイズチェーンの一員として、中心地区で複数の店舗を展開していました。しかし、近年は経営の効率化を図り、本店のみでの運営に事業を縮小していた背景があります。

新型コロナがもたらした影響

2020年以降、新型コロナウイルスの影響により、受注が大幅に減少しました。経済状況の不透明感と先行きの見通しが立たない中、Kーグロースは最終的に事業継続を断念する選択をしました。

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