【倒産破産情報】長野市のウィスコン、キャラクター商品事業からの撤退を発表

掲載日2024.3.13

ウィスコン株式会社(本社:長野市)が、キャラクター商品の企画販売事業を停止しました。同社は2012年の設立以来、地域限定キャラクターやテーマパーク向けのオリジナル商品企画・販売を手掛けてきましたが、新型コロナウイルスの影響で事業継続が困難に。

事業停止の背景と今後の展望

新型コロナウイルス流行による観光需要の大幅な落ち込みが、売り上げ減少の主因となりました。ウィスコンは一時的にコロナ関連融資を受けて経営を支えてきましたが、長期的な収益改善や負債返済の見通しを立てられず、事業継続の断念に至りました。

長野県内のキャラクター事業への影響

ウィスコンの事業停止は、長野県内のキャラクター商品市場にとって大きな影響を及ぼす可能性があります。特に地域限定キャラクターを中心とした商品企画において、同社は独自のポジションを築いていました。

事業停止に伴い、同社は弁護士に事後処理を一任。自己破産申請の準備を進めています。長野市及び関連するキャラクター事業に関わる企業やクリエイターには、このニュースが新たな動きを促すきっかけになるかもしれません。

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