【倒産破産情報】まちなみカントリープレスが自己破産 負債約1億7000万円(長野県長野市)

掲載日2022.4.15

長野県長野市の株式会社まちなみカントリープレスは、4月15日、長野地裁より破産手続き開始決定を受けました。また関連会社である株式会社ユナイトも、同日、長野地裁より破産手続き開始決定を受けており、負債額は2社合計で約1億8700万円(まちなみカントリープレス 約1億7000万円、ユナイト 約1700万円)となるようです。

まちなみカントリープレスHPよりスクショ引用

まちなみカントリープレス

まちなみカントリープレスは、前身企業の株式会社カントリープレスの物販部門として、2005年6月に設立。出版物需要の低迷やフリーペーパーとの競合などを背景にした発刊部数の伸び悩みや広告収入の減少もあり、収益は低調に推移していたところ、2020年以降、コロナ禍の影響を受けて業績がさらに悪化。その後も業況は回復せず、2022年2月4日に事業を停止、4月6日に自己破産を申請していました。

2001年11月に創刊の情報誌「KURA(くら)」の名は、県内各地に残る「蔵」に由来。信州のとっておきの情報を“蔵出しする”雑誌を発行していました。