茅野市に位置する菓子製造及び土産品卸売のオレンジゼリー本舗は、4日に事業の停止と弁護士への事後処理一任を発表しました。帝国データバンク松本支店と担当弁護士によれば、同社は約1億5000万円の負債を抱え、自己破産申請の準備を進めています。
1979年に創業したオレンジゼリー本舗は、一升餅や地域特産のマルメロを使用したゼリーや飲料などを製造してきました。しかし、土産品需要の減少や新型コロナウイルスの流行により、2022年2月期の売上高は約7800万円へと落ち込みました。さらに、原材料やエネルギー価格の高騰が事業を圧迫しました。
このニュースは、特に長野県内で就職活動をしている大学生や地元でキャリアを考えている若者にとって、地域経済の状況を理解する上で重要です。また、地元企業の倒産は、長期インターンシップや就職の機会にも影響を与える可能性があります。