長野市”蔦友印刷”破産申請へ―紙媒体の電子化影響、負債約12.44億円

掲載日2023.4.4

長野市平林の老舗総合印刷会社、蔦友印刷が事業停止し、自己破産の手続きを開始することが帝国データバンクから明らかになりました。1902年の創業以来、官公庁を中心に多岐にわたる印刷受注を行ってきた同社。ピーク時の2001年には売上高26億円を記録しましたが、2021年には約7億円へと大きく減少。紙媒体の電子化の影響を受け、経営が圧迫され、債務超過状態に。総負債額は長野県内企業としては今年最高の約12億4400万円に達しています。