上田信用金庫、2023年9月中間期の顕著な業績成長を発表

掲載日2023.11.29
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上田市を拠点とする上田信用金庫は、2023年9月24日に2023年9月中間期の経営成績を発表しました。この報告は、特に大学生や就職活動中の学生にとって関心が高いとされる、金融機関の成長と安定性を示すものです。

注目すべきは、コア業務純益が前年同期比26.9%増の2億6900万円に達したことです。これは、有価証券利息配当金の増加によるもので、上田信用金庫の堅実な業務運営を反映しています。経常利益も22.8%増の3億6600万円、純利益は26.0%増の2億5200万円と、業績は全体的に上昇傾向にあります。

貸出金残高は、3月末に比べわずかに0.1%減の1504億100万円ですが、企業向け設備投資や住宅ローンが堅調で、全体的な安定性を示しています。預金残高は3.6%増の2993億5600万円と、預金者からの信頼も伺えます。

しかし、金融再生法に基づく不良債権残高は17.3%増の46億4600万円となり、不良債権比率は0.45ポイント上昇して3.05%に。この点は、今後のリスク管理における課題ともいえます。

有価証券の含み損は、3月末から43億4400万円に増加しましたが、自己資本比率は0.44ポイント上昇して16.25%と、引き続き財務健全性を保っています。

上田信用金庫

住所本店:上田市材木町1丁目17番12号 
TEL:0268-22-6260(代表)
創業大正11年