菓子製造販売大手のシャトレーゼホールディングス(甲府市)は、長野県大町市に本拠を置く日本酒製造のの全株式を取得し、2023年3月1日付でグループの一員として迎え入れることを発表しました。これにより、シャトレーゼグループにとって初の酒造会社が加わり、日本酒「白馬錦」はグループの小売店やホテルでの販売・提供、和菓子製造の原料としても活用される予定です。
薄井朋介社長は退任し、シャトレーゼホールディングスの斉藤貴子社長が新たに薄井商店の社長を務めます。白馬錦のブランド名は維持され、従業員13名の雇用も続けられます。
シャトレーゼグループは、国内820店舗、海外180店舗を展開するシャトレーゼをはじめ、ワイナリー、ホテル、ゴルフ場など多岐にわたる事業を手掛ける大企業です。今回の買収を通じ、日本酒の海外販売も含め、事業領域の拡大を図ります。また、酒や酒かすを菓子原料として利用することで、こだわりの食品作りをさらに推進するとしています。シャトレーゼホールディングスの2023年3月期の連結売上高は1327億円に上ります。
株式会社薄井商店
会社名 | 株式会社薄井商店 |
---|---|
代表者 | 代表取締役 薄井朋介 |
事業内容 | 日本酒・リキュールの製造販売 |
所在地 | 〒398-0002 長野県大町市大町2512-1 |
TEL | 0261-22-0007 |
FAX | 0261-23-2070 |
公式HP | https://www.hakubanishiki.co.jp/ |