シャトレーゼが初の酒造会社を子会社化へ 日本酒「白馬錦」薄井商店

掲載日2024.3.6
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菓子製造販売大手のシャトレーゼホールディングス(甲府市)は、長野県大町市に本拠を置く日本酒製造のの全株式を取得し、2023年3月1日付でグループの一員として迎え入れることを発表しました。これにより、シャトレーゼグループにとって初の酒造会社が加わり、日本酒「白馬錦」はグループの小売店やホテルでの販売・提供、和菓子製造の原料としても活用される予定です。

薄井朋介社長は退任し、シャトレーゼホールディングスの斉藤貴子社長が新たに薄井商店の社長を務めます。白馬錦のブランド名は維持され、従業員13名の雇用も続けられます。

シャトレーゼグループは、国内820店舗、海外180店舗を展開するシャトレーゼをはじめ、ワイナリー、ホテル、ゴルフ場など多岐にわたる事業を手掛ける大企業です。今回の買収を通じ、日本酒の海外販売も含め、事業領域の拡大を図ります。また、酒や酒かすを菓子原料として利用することで、こだわりの食品作りをさらに推進するとしています。シャトレーゼホールディングスの2023年3月期の連結売上高は1327億円に上ります。

株式会社薄井商店

会社名株式会社薄井商店
代表者代表取締役 薄井朋介
事業内容日本酒・リキュールの製造販売
所在地〒398-0002 長野県大町市大町2512-1
TEL0261-22-0007
FAX0261-23-2070
公式HPhttps://www.hakubanishiki.co.jp/
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