小諸市に本社を置く日精エー・エス・ビー機械は10日、宮坂純一社長(65)の退任と藤原誠常務(57)の後任としての社長昇格を発表しました。この社長交代は6年ぶりの出来事であり、12月1日付で正式に行われます。新体制では、創業者である青木大一会長(80)と藤原氏の2人が代表権を持ちます。

藤原新社長は以前、生産部長やインド子会社ASBインターナショナルの社長及び会長を務め、現地での生産体制構築に尽力しました。グローバルな事業規模の拡大を目指し、経営体制の充実と強化が必要とされる中での社長交代です。宮坂氏は今後、顧問として同社を支えます。

加えて、2016年12月に社長を退任した青木高太氏(50)が副社長に就任します。青木氏は創業者の長男で、2008年から社長を務めた経歴を持ちます。ケールスマーケルス・ミキルス・カーレル氏は常務へと昇格します。

12月1日付での組織変更も発表され、技術本部、生産本部、管理本部が新設される予定です。

日精エー・エス・ビー機械株式会社