児玉 光史

株式会社 地元カンパニー
児玉 光史
MITSUSHIKODAMA

自身の泥臭い経験から誰もが輝ける居場所を作り、足るを知る心と早寝でポジティブを貫く等身大な社長。
掲載日2026.9.24

株式会社地元カンパニー 児玉光史社長「早寝にJust meet」

自身の泥臭い経験を糧に、誰もが輝ける居場所をつくってきた株式会社地元カンパニーの児玉社長。「足るを知る」心と早寝を大切にし、前向きに歩み続ける児玉社長に、これまであまり語られてこなかった人生や、寝ることの大切さについて伺いました。

インタビュアー
各務 真帆

仲間外れの恐怖から誰もが安心できる居場所作りへ
弱者の兵法と早寝で幸せを掴む社長の素顔に迫る

目次

周りを気にしていた、小中学生時代

私は小学生の頃、スクールカーストでいう下の方の立場で、あまり目立つこともなく、人気者でもありませんでした。できるだけ一人ぼっちにならないよう、仲間外れに怯えながら生活していた時期もありました。

小学生の頃から野球を始めました。小・中・高校時代は、チームの中であまり上手な方ではなく、レギュラーになることができませんでした。また、周りの仲間が上手な人たちばかりだったため、劣等感を抱き、心の底から野球を楽しめずにいました。

東大野球部で叩き込まれた「弱者の兵法」

高校生の最後の夏にレギュラーになることができ、「もっと、野球をやりたい」と思い、大学でも野球を続ける決意をしました。東京大学農学部に入学し、そして野球部に入部しました。東大の野球部に入ってからは、チームの主軸となることができ、周りからチヤホヤされてとても嬉しかったです。しかし東大の野球部は、4年間で8勝79敗と負けてばかりでした。それでも負け続けても踏ん張って野球を続けた経験によって、「弱者の兵法」が身につき、現在、商談などで断られることがかすり傷のように思えるようになったのだと思います。

泥臭い努力の大切さを学んだ、電通総研時代

東大を卒業した後、電通総研に入社しました。配属された部署の先輩たちがとにかく凄腕で、驚きました。朝から晩まで働いて、終業後に飲み会に行く。そんな鬼のような生活をしながら営業の目標は必ず達成する。そんな先輩たちの姿を見て私は「この人たちには敵わない」と絶望しました(笑)。それでも先輩たちに負けていられないと思い、上司に内緒で未開拓の事業所へ出張し、少しでも成績を残そうと、がむしゃらに行動していました。許可なしで行っていたので、その度に怒られてしまいましたが…(笑)。

100円分のアスパラガスの仕入れから始まった「商売の原点」

28歳の時、このままこの会社で勤め続けても大丈夫か、と思い、会社を退職しました。現在は会社を経営していますが、当時から起業を志していたわけではありませんでした。しかし、自分のやりたいことをやるには社長になるしかないと思い、それと同時に、元気のなくなっていく地元を元気づけたい、と思うようになりました。

それを機に、実家で作っていたアスパラガスを仕入れ、東京で販売することに挑戦しました。初めの頃は身銭を切って100円ほどで仕入れ、値段を自分で決めて販売していました。その時の感覚はとても新鮮でしびれました。商売を安定させることはとても難しく、安定していないという理由で離婚を経験したり、所持金が底をつきそうになって全身に蕁麻疹が出たこともありました。それでもこの経験を壁とは思わず、「まあ、なんとかなるか」の精神で乗り越えてきました。

正論を振りかざすより、丁寧に聴いて納得してもらう

地元カンパニーを経営している中で従業員から、丁寧にコミュニケーションをとることの大切さを学びました。正論を振りかざして人を無理やり動かすことと、相手に納得してもらい、自ら動いてもらうことは全く違います。そのため、「どんなキャリアを歩みたいか」「どんなことを今後やりたいか」事前にメンバーの意向を聞くことを心がけています。会社のトップとして、社会の流れに合わせて事業や体制の切り替えをスピーディーに行いつつ、メンバー全員が納得して活躍し、成果をあげられるような経営者でありたいと思っています。

「足るを知る」の心で、小さな幸せを大切にする

幸せは、大きな出来事でなくても、美味しいご飯を食べたり、ぐっすり寝たり、子どものスポーツを応援したり、そんな何気ない日常の中にあるものを見つけることが大切だと思います。仕事においても、従業員みんなが仲良く楽しめる環境を作り、そして孤独になる人を少しでも減らしていきたいなと思っています。変に高望みせず、「足るを知る」の心で自分に出来ることをやっていきたいです。

ポジティブの秘訣、それは「健康」と「早寝」

よく「ポジティブですね」と言われますが、私が意識しているのはとにかく「ネガティブにならないこと」です。そのために何をしているかというと、ズバリ「早寝」です。私は21:30に就寝し、4:30に起床しています。夜遅くまで起きていると、考えなくてもいいことまで考え、クヨクヨ悩んでしまいがちです。なので、21:30に強制的にシャットダウンして心と体をリセットさせています。早寝にはお金もスキルもいりません。

また、ポジティブでいるためには「健康」も大切です。お酒やカフェインを控え、家庭の食事ではゆで卵や野菜を積極的に摂ったり、仕事中は味噌汁やお湯、水出し麦茶などを飲んだりして、内側から健康になることを心がけています。ただ、お菓子だけは大好物で、特にうまい棒が大好きです。お菓子を食べすぎるのは良くないので、なるべくコンビニに行かない練習をしています(笑)。「早寝にJust meet」。みなさんも早く寝ることを心がけて、ポジティブになりましょう。さあ、早く寝ましょう!

児玉 光史
児玉 光史
MITSUSHIKODAMA
1979年長野県上田市生まれ。東京大学農学部卒業。2003年、株式会社電通総研入社。2012年株式会社地元カンパニーを設立。代表取締役社長に就任。
株式会社 地元カンパニー

住所:〒386-0155 長野県上田市蒼久保1049-10

 

TEL:050-3623-2131

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本記事のインタビュアー

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