三木 正夫

須坂市
三木 正夫
MASAOMIKI

多くの場所に自ら出向き、市民の声を取り入れる。実行力と責任感で多くの市民の信頼を得る、須坂愛にあふれた市長

須坂市 三木正夫市長「市民の皆さんが心も体も健康で過ごせるまちづくりを実現」【須坂市】

多くの場所に自ら出向き、市民の声を取り入れる。実行力と責任感で多くの市民の信頼を得る、地域愛にあふれた須坂市の三木正夫市長に、須坂市民や須坂市職員への想い、公務員になってほしい人材についてお話を伺ってきました。

インタビュアー
鴨志田 涼花

一人ひとりに輝きのある生き方を。須坂の魅力を味わいながら、心も体も健康に過ごせるまちづくりへ。

安定は重要ではない

私は、もともと県の職員だったのですが、いろいろな人から市長への立候補を勧められました。立候補について周りの人に相談する中、「定年を迎えてからにしては?」という方がいました。しかし私には安定した暮らしのために市長を目指すという考えはありませんでした。応援してくれる方々がいて、その人たちの思いに応えるために、力を尽くそうと決心しました。

やる気がある方大歓迎!

やる気があって、社会貢献したいという思いがある人は公務員になってほしいと思います。よく、両親に勧められて公務員になる人がいます。そういう人は面接をしていても覇気がないのですぐ分かります。誰かに言われた通りの道を進んだ時、選ばなかった本当に進みたい道のことがずっと心の中に残るでしょう。失敗することがあっても自分が望んだ道を選ぶほうが人生は良くなると思います。私は職員に対して「故意、または重大な過失でない限り、市長が責任を取る」とよく言います。前向きな気持ちで取り組めば、全部良い仕事になると思います。また、須坂市役所では、女性がたくさん活躍しています。課長などの役職者にも女性は多いです。女性だからという意識を職場には持ち込みませんし、女性の感性を大切にしています。

自然、食べ物、人。魅力にあふれた須坂市

自然や食べ物に恵まれている所ももちろんですが、ボランティア活動が盛んなことも須坂市の魅力です。戦後、農家の女性の皆さんが保健師の活動を見てお手伝いをしたいということで、保健補導員活動を始めました。それが長野県の健康長寿の要因になっています。それだけでなく、女性の活躍を通した女性の人権回復にもつながっています。また、環境を守るための取り組みもボランティアとして多くの方が協力してくれます。

市民の声に耳を傾ける

一番のやりがいは、市民の皆さんと一緒に何かを作り上げ、感謝の言葉を伝えられたときです。いろいろな場所に足を運んで、市民の皆さんの声を直接聞いています。また、須坂市では、インターネットを活用して市民の意見を募る「市長への手紙」というコーナーを設けています。そこに目を通すことで市民の声を取り入れています。 

自然は宝。その魅力を存分に味わってほしい

目標は、市民の皆さんが心も体も健康で過ごせるまちづくりを実現することです。長野県は自然豊かなところが魅力ですが、そういった自然と触れ合える体験をする人は、県外の方が積極的だったりするんですよ。県内の方にも自然体験を通してその魅力を味わっていただきたいと思います。特に子どもたちですね。自然に恵まれた環境の中で、生き生きと自立心をもって育ってほしいと思います。子どもが元気だと大人も元気になれますからね。

須坂市子育て就労総合支援センター・botaがオープン

須坂駅前のシルキー1階に須坂市子育て就労総合支援センター・bota(ぼーた)がオープンします。子育て世代の子育てと働くことを支援し、多世代が交流を通して学びあうことができる場所になります。子育て支援センターとしてだけでなく、コミュニティスペースやカフェ、学生の居場所、地場特産品の販売、コワーキングスペース、ワーケーションの拠点として複合的な機能を持つ拠点として活用を図っていきます。botaの由来は市内でもよく見かける「ぼたもち石積み」です。建築や築地塀の土台に築かれた石積みの種類で、100年以上も建物と人々の営みを支えてきたぼたもち石のように、須坂の暮らしを支える施設になることを願いこの名前に決めました。

三木 正夫
三木 正夫
MASAOMIKI
1949年須坂市生まれ。中央大学法学部卒業。1973年に長野県職員に採用。長野県社会部厚生課長、行政改革推進室長などを歴任し、2004年に須坂市長に就任。2020年には、「『共創』で一人ひとりが輝き、磨かれた『ほんもの』の魅力あふれるまち須坂」を掲げて5選。
須坂市

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長野県須坂市大字須坂1528番地の1

電話:026-245-1400(代表)

本記事のインタビュアー

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