成功するまで続ける
仕事を通してお客様である経営者の方々とお話をさせていただく中で、いろいろなことを勉強させていただいています。順風満帆な企業様ばかりでなく、時にはかける言葉もないほど辛そうな姿で依頼に来られる方もいらっしゃいます。そのようなお客様の成功の芽を一緒に探すことが、私達の仕事です。成功というものは、成功するまで続けることを意味します。反対に、失敗とは、成功するまでに途中でやめてしまうことを意味します。今苦しかったり上手くいっていなかったりするようなお客様には、成功するまで続けていてほしいと思っており、私達もそのようなマインドを持って仕事をするように心がけています。
学生時代に戻れるなら…
幼い頃はどちらかというとやんちゃな性格をしていました。私の父は中小企業の経営者で、職場が居場所かのごとく、毎日仕事に行っているような人でした。子供の頃からその姿を見ており、父の仕事を手伝うこともありました。父の経営していた企業は、今はもうありません。外部から有効な経営支援ができていたら、今とは違う結果になっていたのではないかと考えることがあります。このような想いは、現在コンサルティングの仕事に就いていることにつながっているのかもしれません。
学生時代に戻れるなら、「真剣に遊ぶこと」を選ぶと思いますね。真剣に遊ぶというのは、どこか旅行に行くことになったら、お金がどのくらい必要でそのためにはアルバイトをどのくらいすればいいのか、というように計画をするということです。ちゃんと計画をして遊ぶという経験は、計画性はもちろん、自ら調べてプランを立てるという主体性や仲間と遊ぶことでコミュニケーション能力も得られます。なので、学生の皆さんには真剣に遊ぶことをおすすめしますね。
お客様あってこそのお仕事
入社して3年目までは毎日、深夜まで休みなく仕事をしており、ある休日に、一度だけ会社に出社しなかったことがあります。やるべき仕事が残っていましたが、会社には何も言わずに休みました。しかし、さすがに心が痛み、夕方に会社に顔を出しに行きました。そこには、私の上司が黙々と仕事をしている姿があり、上司から怒られることなく何事もなかったかのように、私も仕事を始めました。
その時、私は、やるべき仕事の量が増えていくとその全てが自分のものであると思い込んでいたことに気が付きました。その仕事はお客様のものでもあります。私達がやっている仕事は、お客様からのご依頼で生まれ、お客様からのご依頼で自分が活かされるものです。忙しくなることで、その大切なことを忘れてしまっていました。この経験があってからは、仕事をすることが苦ではなくなりましたね。
コーチとして伴走する
私達の強みは、伴走支援です。お客様はランナー、私達スタッフはコーチという立ち位置にあります。私達はコーチとして、お客様であるランナーと一緒に走って考えて、時には一緒に休んで、休んでいる時には一緒に次を考えるといったような支援を行っています。今後企業がどうなっていくのか、答えはお客様の中にあります。お客様が主人公になれるためにどんな伴走を行っていけるのかを、真剣に考えていきます。
学びたい気持ちを応援する
お客様の望む成長をお手伝いするために、新しく入ってきたスタッフには、専任のスタッフが付いて、一年間マンツーマンで勉強する体制を取っています。また、学びたい分野は人それぞれ異なるため、一人一人のスタッフに研修費を用意しています。その研修費は、学ぶための本に使ってもいいですし、研修のコース代金に使っていただいてもいいというように使い方は個々のスタッフに任せています。学びたいという意欲や興味を大切にしてほしいと思っています。
企業と働く人を結ぶ存在に
今後、日本全体が抱える課題として労働力人口の確保が挙げられます。資金不足などの理由ではなく、人手不足が原因で企業が倒産してしまうという状況になりかねないと考えています。そこで、人的リソースの提供に力を入れていきたいと思っています。自分のスキルを企業に提供したいと望んでいる人と、そのスキルの提供を受けたいと望んでいる企業を結ぶ、ハイスキルマッチングという仕組みです。フルタイムや短時間などの時間やテレワークなどの場所といった働き方の多様性にも貢献しようと動きだしています。コンサルティングを通して、経営者の方々だけでなく、働きたいという労働者の方々の支援も行っていきたいです。
お客様の中にある成功や成長の芽を、一緒に見つけ出す
伴走支援を通してお客様の望む成長を提供し続けていきたい