株式会社タカチホ（本社：長野市）が、2024年3月期の連結業績予想を上方修正しました。新型コロナウイルスの分類変更に伴い、観光やレジャー需要の回復が持続。特に同社の土産卸売り事業が好調で、売上高、経常利益、純利益全ての見通しが前回予想から上方修正されました。

業績予想の主な変更点

• 売上高：昨年5月発表から3億円増の79億円（前期比7.7%増）に修正。
• 経常利益：6500万円引き上げて3億9500万円（20.5%増）に。
• 純利益：5000万円増の2億8000万円（39.2%減）を予想。

事業の取り組みと成果

• 経費の見直しにより販売管理費を効率化、利益率の改善に寄与。
• 2021年3月期以降無配状態でしたが、2024年3月期の年間配当を1株につき40円に上方修正、復配を予定。

直近の業績状況

• 2023年4月〜12月期の連結決算では、売上高が前年同期比10.4%増の64億5300万円を達成。
• 経常利益と純利益もそれぞれ29.8%増の4億5600万円、14.6%増の3億6900万円と好調。

タカチホは、長野県内外の観光需要の回復を追い風に、土産卸売りや土産製造事業での新商品開発や販売強化に注力。地域の特色を生かした商品展開で、業績回復に成功しています。

株式会社タカチホ