高橋 聡

アスクホールディングス 株式会社
高橋 聡
SOUTAKAHASHI

新規事業へ取り組んだ経験を活かして、他の会社での新規事業もサポートしていきたい。また、人を育てていく場を作っていく社長。
掲載日2023.12.11

アスクホールディングス 高橋聡社長「失敗を恐れずに新しいことへ挑戦」【長野市】

他の会社での新規事業をサポートし、人材を育てる場を作るアスクホールディングスの高橋聡社長に、みんなで新しいことに挑戦し、新しい価値の創造を目指すことについてお話を伺ってきました。

インタビュアー
酒井 瞳

みんなで新しいことにチャレンジしていく。新しい価値の創造と人材を育てていく会社を目指す。

目次

失敗を恐れない

私は「死ぬこと以外はかすり傷」を座右の銘に掲げています。弊社は今まで約300事業に挑戦してきており、現在は15事業が残っています。さまざまな事業に挑戦しているため、とにかく事業をたくさん作っていくという会社です。そして、新規事業の成功率は20分の1と言われているため成功率が非常に低く、失敗する割合の方が高く、失敗の連続です。一つ一つの失敗に落ち込んでいるとなかなか前に進めないので、そういった失敗はかすり傷、命さえあれば何度でも挑戦できると思うようにしています。このような想いを大切にして前に進んでいく姿勢を常に持っていたいです。

初めての新規事業で

今まで挑戦してきた中で印象的だった事業は「ダイエット食品事業」です。自分が会社を継ぐことになり、東京から長野に帰ってきた当時、私は健康食品事業部を担当していました。その事業部で初めて自分が立ち上げたのが「ダイエット食品事業」でした。この事業では、デザイナーを雇ってお洒落なパッケージに凝り、300万円ほどの費用を費やして約半年かけて商品を制作しました。 

これは当時、我々が取り組んだことのなかった若年層向けのダイエット食品でした。今までとは異なったコンセプトの新規事業を立ち上げたため、絶対成功させるぞと意気込んでいましたが、実際に売れたのは一個だけでした。購入してくださった一個は高校生でしたが、パッケージを凝った結果、配送箱にダイエットというワードを記載したことが裏目に出てしまい、親御様から「高校生にダイエット食品を送るなんて…」とクレームがきてしまいました。

私が新規事業へ取り組むのはそこからがスタートでした。新規事業で新商品を作ることがこんなにも難しいこととは知りませんでした。初めて取り組んだ事業だったこともあり、初めての挑戦での失敗という少し苦い思い出として残っています(笑)。

社風の変革の難しさ

入社してからは社風の変革に一番苦労しました。先代の頃から事業の多角化が進んでいて、当時の事業は六つありました。事業を作っていくことが自分の役割だと感じていたため、現在では100事業経営を目標に新規事業への取り組みに励んでいます。この目標に到達するためには、かなりの時間がかかってしまい、一人でそれに取り組むとなると永遠と進まないなと気づいたため、みんなで取り組もうと考えました。

そこで100事業100幹部という旗を立てて、みんなで頑張ろうと社員に伝えました。その当時の社員はポカンとしていて、「自分たちは新規事業をやったことがないし、その目標は厳しい」と言われました。目標を掲げた最初の頃は、既存の事業を守る考えの人の方が多く、新しいアイデアを提案してほしいとお願いしても、新規事業のやり方もわからないため、なかなかアイデアが出てきませんでした。

しかし、今では若手が中心となり新規事業に取り組むようになっているため、社内がそういった人たちの集まりになっています。社風が徐々に変わってきて、今では常にみんなで新しいことに挑戦することが当たり前になっています。

社会経験の大切さ

大学生の頃からさまざまな企業の現場を見ることは、非常に良い機会だと思っています。私はアメリカのデポール大学に在学していました。アメリカの大学は日本の大学とは違って社会人と学生が半々の比率で、大学在学中に社会人経験をしている人がかなり多くいます。私は大学生はそういった経験をするべきで、社会との垣根はもっと曖昧でいいのではないかと思っています。

例えば、運営の司会をしたりなど、できるだけ大学生が活躍できる場を作ろうとしています。実際自分が大学生の時、クラスメイトに社会人もいて、自分で働いたお金で学校に来ていました。アメリカではリカレント教育が当たり前で、常にキャリアアップするために社会人になってからも大学に何度も通い直す人がいます。私は将来経営者になりたいと思っていたため、アメリカの優れた経営学を学び、グローバルな視点の経営ができるようになりたいという理由でアメリカの大学に進学しました。

新規事業立ち上げを支援したい!

私たちは今までさまざまな事業に取り組んできて、事業を作る難しさを経験してきました。今後は、その経験を活かして他の会社が新規事業を作るときに直面するであろう課題を乗り越える支援をするような事業を展開していきたいと考えています。

例えば、起業したての頃は、経理がいなかったり、採用が手間でできていなかったり、手が回らなかったりとできないことがたくさんあると思います。そういったバックオフィスを弊社が請け負ったり、プロモーションやSNS運営などのサポートを積極的に行ったりしていきたいと思っています。実際に、2023年4月にゼロカラというマーケティング支援の事業を立ち上げたばかりで、現在はその事業に注力しています。

新たな価値の創造と人材育成

弊社は、好奇心旺盛な人や行動力のある人とぜひ一緒に働いていきたいと思っています。最初の方でも述べましたが、弊社は新規事業を作っていく会社で、新しいことに挑戦するには失敗はつきものです。なので、なんでもやるといった不屈の精神を持った方にぜひ入社してほしいです。また、私は弊社を経営者のような集まりの会社にしたいなと思っていて、常にいろんな事業が生まれて人が育っていく会社を理想としています。つまり、新しい価値を生み出し、人材を育てていく会社にしていきたいと思っています。

高橋 聡
高橋 聡
SOUTAKAHASHI
1977年、長野県長野市生まれ。DePaul大学Computer Science学部卒業。2001年、アクセンチュア株式会社入社。2005年、アスクホールディングス株式会社入社。2010年、代表取締役社長に就任。
アスクホールディングス 株式会社

住所:〒381-0023

長野県長野市風間2034-25

TEL:026-221-2211(代表)

2代目 40代社長 FC展開 スタートアップ ワークライフバランス重視 全国展開 創業50年以上 北信 売上10億円以上 海外展開 社員数100人以上 若手活躍 製造 起業・独立支援

本記事のインタビュアー

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